かとうキッチンスタジオの基本理念
五感で学ぶキッズキッチン
キッズキッチン(子ども料理教室)は「Learning by doing」=「体験からの学び」です。 「Hands on 教育」=「触ってみてもいいよ。触れて、感じて、壊れたっていいよ。」と、具体的にいろんなものに密着し、発見、学習していくという「体験からの学びの場」を提供するという精神に基づいています。
キッズキッチン(子ども料理教室)は「Learning by doing」=「体験からの学び」です。 「Hands on 教育」=「触ってみてもいいよ。触れて、感じて、壊れたっていいよ。」と、具体的にいろんなものに密着し、発見、学習していくという「体験からの学びの場」を提供するという精神に基づいています。
子どもたちが料理を通して食に興味を持つ、また食が健康な身体作りの基本であることを知ることも大事ですが、それ以前に、料理をする中で子ども自らが多くの体験をすることに大変注目しています。なぜなら、自らの体験こそが脳に記憶され、そして言葉に置き換えられるからです。 例えば、筍を食べた時、口の中に残るなんとも言えないえぐみも、食べた経験なくして言葉では語れません。そして、書物でいくら読んだとしても、本当のえぐい味はわかりません。
食材に触ったごつごつ感、だしのいい香り、食材の焼ける音や色の変化、出来上がったものの味… 料理の中では様々な体験ができ、発見があります。 子どもたちは、彼らの持つ感覚をフルに働かせて、その中からさまざまなことを感じ取ります。五感を使った体験が、より確実に彼らの記憶に留まります。視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚、この5つ全ての感覚を使うことのできるのは料理です。私たちの教室では、料理で五感体験をたくさんしてもらうことが主眼になっています。
子どもが自分自身の人生を自信を持って生きていくためには自尊感情を持つことが必要です。活動の中ではじめから最後まで全部ひとりでできたという喜びと達成感を持たせるのもキッズキッチンの大きなねらいです。 包丁や火を扱ったり、大人の目から見れば危険なことばかりかもしれません。でも、私たちとのお約束を守ってやれば、一見危険な作業でもちゃんとやり遂げられます。豆腐の手の上切り、魚の三枚おろしもひとりでできます。 自分は本当に素晴らしいと思えるような基礎体験をキッズキッチンの中で味わってほしいのです。
さらに、
①初めて出会う食材は、本物に出会ってほしい。
②手作りの良さを知って欲しい。
③食べ物が何からできているかを知ってほしい。
私たちの提唱する食育は、以上の点を踏まえた、料理を通しての食教育だけでなく、さらに子どもの能力向上を助け、自立を援助する工夫を凝らしたカリキュラムとなっています。 自立が子育てのゴールならば、その自立を助ける基本要素がキッズキッチンには含まれているでしょう。 料理をツールとしてさまざまな五感体験から子供の自立を助けたい!それが「かとうキッチンスタジオ」の願いです!